戦闘力やコストなどのような設定値とは別で、昇進効果やユニット・建造物などの固有効果などは
Modifierによってその特殊効果が付与されている
<BuildingModifiers> ≈ <Row> <BuildingType>BUILDING_COLOSSUS</BuildingType> <ModifierId>COLOSSUS_ADDTRADEROUTE</ModifierId> </Row> ≈ <Row> <BuildingType>BUILDING_COLOSSUS</BuildingType> <ModifierId>COLOSSUS_GRANT_TRADER</ModifierId> </Row> ≈ </BuildingModifiers>
Buildings.xml内の<BuildingModifiers>より
BUILDING_COLOSSUS(ロードス島の巨神像)の部分
<BuildingModifiers>で
BuildingType(建造物の種類)とModifierIdを指定する
建造物に特殊効果を付与
この場合、ロードス島の巨神像には
COLOSSUS_ADDTRADEROUTEとCOLOSSUS_GRANT_TRADERの
効果(Modifier)が付与されていることになる
<Modifiers> ≈ <!--Adjust City Trade Route Capacity--> <Row> <ModifierId>COLOSSUS_ADDTRADEROUTE</ModifierId> <ModifierType>MODIFIER_PLAYER_ADJUST_TRADE_ROUTE_CAPACITY</ModifierType> </Row> ≈ </Modifiers>
Buildings.xml内の<Modifiers>より
COLOSSUS_ADDTRADEROUTEが出てくる部分
COLOSSUS_ADDTRADEROUTEというIDのModifierは
MODIFIER_PLAYER_ADJUST_TRADE_ROUTE_CAPACITYというタイプの効果として
<Modifiers>に登録されているという意味になる
MODIFIER_PLAYER_ADJUST_TRADE_ROUTE_CAPACITYというタイプ
"プレイヤーの最大交易路数を調整する"という効果
交易路の数を調整するといっても
それだけではいくつ増やすのか、それとも減るのかがハッキリしていない
このようなModifierTypeの場合は、ここから<ModifierArguments>にて効果の詳細を設定している
<ModifierArguments> ≈ <Row> <ModifierId>COLOSSUS_ADDTRADEROUTE</ModifierId> <Name>Amount</Name> <Value>1</Value> </Row> ≈ </Modifiers>
NameがAmountで、Valueが1
これはシンプルにMODIFIER_PLAYER_ADJUST_TRADE_ROUTE_CAPACITYの
交易路の数を調整する効果に対して、量は+1と指定している
グレート・ジンバブエ遺跡にも"交易路の数+1"の効果があるが
セットされているModifierはGREAT_ZIMBABWE_ADDTRADEROUTE
GREAT_ZIMBABWE_ADDTRADEROUTEはModifierTypeや<ModifierArguments>の内容が
COLOSSUS_ADDTRADEROUTEと同じだが、IDは別になっている
例えば
そういったのを防ぐために、効果は同じでもIDを別にしたり
逆にまとめて変更ができるように同じIDをセットしたりする
例として社会制度を研究完了した際の代表団+1などは同じIDを使いまわしている